環境に優しい農法を実感 ふるさと但馬米振興会 交流田で生きもの調査

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 生産者や大手米卸の神明、JA全農兵庫、JAたじまで構成する、ふるさと但馬米振興会は6月18日、朝来市和田山町の産地交流田で研修会を開きました。5月下旬に行った田植えに続いて2回目で、今回は生きもの調査を行いました。神明社員に対して、同米の取り組み、水稲栽培、生産現場の理解を深めることが目的です。

 同振興会の関係者ら約15人が参加しました。参加者は水中や土の中、畔を調査し、多くの生物を見つけることができました。

 同米は、農薬と化学肥料を慣行栽培と比べて半分以下に抑えた特別栽培米「コシヒカリ」。調査した参加者らは「田んぼ周辺でたくさんの生きものを見つけることができ、環境に優しい農法を実感できた」と話しました。

 今後は9月に稲刈りを行う予定です。