迅速な情報発信で担い手を支援 JAたじま「LINE」公式アカウント開設

210630JAたじま公式「LINE」アカウント開設.jpg 担い手農家へいち早く営農情報を届けようと、JAたじまは6月から、無料通信アプリ「LINE」を活用した営農情報の配信を始めました。水稲や野菜などの病害虫の発生状況、対処法などを迅速に配信し、農家を支援します。

 配信は主に営農生産部営農企画課が担います。同課は、地域農業の担い手に出向く担当者(愛称TAC=タック)が定期的に紙面で「TACたより」を発行しています。紙面だと情報の伝達に時間がかかり、対応が後手に回ることがありました。それらの課題を解決するため、スマートフォンなどで「いつでも」「どこでも」確認でき、幅広い年齢層が利用する「LINE」を活用することにしました。配信は同部内の各課と連携し、季節ごとの水稲情報や、ピーマンを主とした農産物、資材情報など定期的に配信する予定です。

 実際にアカウントを登録している朝来市の足立雄一郎さんは「水稲の生育状況に合わせた最適な管理法などの情報を瞬時に受け入れ、非常に参考になる。どんどん配信してほしい」と話しました。