JA職員の営農指導技術向上に向け講習会 JAたじま朝倉さんしょ部会

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 JAたじま朝倉さんしょ部会は3日、JAの部会担当者を対象に、養父市八鹿町にある部会員のほ場で剪定講習会を開きました。毎年、3月に各支部で行う部会員向けの講習会を前に開いています。JA職員の営農指導技術を向上し、部会全体の収量増加、品質向上を目指します。

 同講習会は、部会役員やJA職員、行政ら約20人が参加しました。朝来農業改良普及センターの脇舛真穂さんを講師に、JA職員は剪定の技術を学びました。正しい剪定をすることで、樹高を低くでき、効率的な収穫作業が行えるほか、樹全体の風通し、日当たりが良くなり、品質の向上にもつながります。今年度から部会担当になったJA職員は「初めて剪定の体験をしたことで、気を付けるポイントが分かった。支部で開く講習会に生かしたい」と話しました。

 今年、但馬全域で564人の部会員がJAの重点振興品目「朝倉さんしょ」の栽培に取り組みます。累計新植本数は16,000本を超えています。