伊賀さん最上位 浜坂兵庫北錦生産部会の品評会

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 浜坂兵庫北錦生産部会は3月25日、JA浜坂営農生活センターで2021年産米の酒米「兵庫北錦」の品評会を開きました。玄米19点の出品の中から、最上位のたじま農業協同組合長賞に伊賀文雄さんが選ばれました。

 品評会は、同部会役員や行政、JA職員ら9人の審査員が、粒の大きさや粒ぞろいの良いもの、着色など被害粒の少ないものを上位に選びました。

 同部会の高橋眞会長は「天候不順に悩まされた21年産米だったが、出品されたどの玄米も品質が高く、甲乙つけがたかった」と話しました。

 部会が生産する酒米「兵庫北錦」は、大粒で心白が大きいことが特徴。コロナ禍による生産調整のため、21年産は同部会29人で16.3ヘクタールを栽培。22年度は需要回復が見込まれ、酒造会社との契約数量が増加したことから、同部会41人で30.8ヘクタールを栽培する予定です。

 そのほかの結果は次の通り。

 新温泉町長賞=森上亘さん

 新温泉農業改良普及センター所長賞=小谷則男さん

 全農兵庫県本部長賞=尾崎範徳さん

 兵庫県酒米振興会長賞=宮階和則さん