販売高1億円目指す おおや高原の有機野菜出荷開始

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 おおや高原有機野菜部会の出荷が5月15日から始まっています。今年は大雪によって作業遅れがありましたが、3月以降の好天に恵まれ、平年と比べて出荷量が増える見込みです。販売高は昨年実績の約3500万円増加の1億円を目指します。

 5月17日におおや高原(養父市大屋町)で開いた初出荷式に、生産者やJA役職員など関係者ら約20人が参加。コロナ禍のため、規模を縮小して3年ぶりに開催し、参加者は初出荷を祝いました。

 同部会は9人が所属。同高原は標高約500700mに位置し、ハウス約300棟で、ホウレンソウを主力品目に、ミズナやキクナなど7品目を有機栽培しています。生活協同組合コープこうべ(神戸市)に出荷するほか、昨年から始めたホウレンソウの規格外を有効活用した商品の販売も継続して行います。

 金谷智之部会長(写真左)は「今年で31年目のシーズンになった。安全安心な有機野菜を新鮮なままで出荷できるよう、部会員で協力したい」と話しました。