生産者らに出荷規格などの説明を 出荷説明会開く

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 生産者、JFTグループ、JAたじま、JA全農兵庫などで組織する、たじまりんどう生産協議会は7月8日、JAの担当職員を集めて出荷説明会を養父市で開きました。出荷最盛期を前に、JA職員ら8人が今年度産の出来具合や出荷規格、荷造りなどを販売先と確認しました。担当者らは配属の営農生活センターで、生産者らに指導する予定です。

 同協議会は昨年27000本出荷しました。今年度は約3万本の出荷を見込んでいます。今年は雪解けが遅く、高温の日が続いたが生育は順調です。暑さが本格的になる7月上旬から始まり、盆頃まで出荷が行われる予定です。

 説明会では、出荷時は全規格、専用のバケツ1つに100本入れていましたが、花がバケツに当たり傷がつく恐れがあるため、今年度からL2Lサイズのみ上限を80本に変更することとしました。収穫適期の再確認を行い、生産者へ規格の説明を行うことを決めました。

 同JA特産課の西田陽祐さんは「今一度出荷規格の統一化を図ることや、産地状況をいち早く消費地へ情報発信していきたい」と話しました。