養父市特産「轟大根」 出荷本番

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 養父市の杉ケ沢高原で栽培している夏ダイコン「轟大根」の出荷が最盛期を迎えました。出荷は平年通りの626日に始まり、7月中旬から8月中旬まで出荷ピークを迎えます。梅雨明けが早く、小ぶりなものが多いですが、上質なダイコンに仕上がりました。梅雨明けにまとまった雨が降ったことで、今後の出荷量は増える見込みです。地元の市場へ1900tの出荷を目指します。

 轟大根は、標高750mの杉ケ沢高原の冷涼な気候を生かして栽培しています。きめ細かく、柔らかいのが特徴です。今年度は、4戸が約4.5ha栽培します。

 轟大根生産組合で60a栽培している森本清弘さん(写真)は「栽培しにくい天候が続くが、順調に生育している。昨年より出荷量が増えるように、これからも作業に励みたい」と話しました。出荷は11月下旬まで続く予定です。