最優秀賞に白岩さん 香美町おいしいお米コンテスト 町内農家が118点応募 

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 香美町は11月20日、香住区中央公民館と香住文化会館で、「令和4年度香美町おいしい!お米コンテスト」を開きました。町内農家が118点応募し、最優秀賞の香美町長賞に、JAたじまのブランド米「みかた棚田米」(コシヒカリ)を栽培する村岡区の白岩寧さん(61)が選ばれました。

 香美町産米は、同町村岡区内で栽培する「村岡米」がお米の国内最大規模の食味コンクールで金賞を受賞するなど高い評価を得ていますが、町内特産の但馬牛やカニと比べて知名度が低いです。同コンテストは、香美町産米のPRを目的として、今回で4回目。今年は奈良の実家で農業をしている漫才コンビ「笑い飯」の哲夫さんと、Kiss FM KOBEサウンドクルーの藤原岬さんを招いて、大々的に開催しました。この日はコンテストのほかにも、600個のおにぎりの振る舞いやトークショーも行われ、町内外から多くの来場がありました。JAたじまは水稲農家向けに、お米の相談ブースを設けました。

 コンテストでは同日、事前にした1次審査、2次審査の中から選ばれた上位3点の官能食味審査を行いました。審査員も務めた笑い飯の哲夫さんは「3つすべておいしい。THE Wの審査よりよっぽど難しい」と会場を沸かせました。

 白石さんは「2年前から出品しており、初めての上位入賞で最優秀賞が取れてうれしい。以前から入賞していた先輩農家に、追肥のタイミングなどを相談して実行できたのが奏功した」と喜びを語りました。そのほかの上位入賞者は次のとおり。

 優秀賞 但馬県民局長賞=田中敬二さん(村岡区)

     たじま農業協同組合長賞=村尾百合子さん(小代区)

 優良賞 香美町議会議長賞=岡田久志さん(村岡区)

     香美町農業委員会長賞=見塚修さん(香住区)

                岡田好惠さん(村岡区)

                田中憲二さん(小代区)