特産「丹波黒大豆」 圃場審査で技術と品質向上へ

IMG_8220HP用.jpg JAたじまあさご黒大豆部会は11月10日、朝来市黒大豆共励会のほ場で審査を行いました。部会役員や行政、JA職員ら8人が市内13カ所を巡回し、管理や生育状況などを審査しました。

 審査員らは、除草や土寄せ、着莢状態など7項目を各9点満点で評価しました。今後、圃場で抜き取った株を選別、調製して、規格別の比率や収量などを調べ、優秀な生産者を決めます。来年3月に部会が開く振興大会で表彰する予定です。

 審査委員長の朝来農業改良普及センターの北村紀二所長は「土寄せ時期の7月に雨が多く、1番花の開花前後の7月末から8月上旬は雨が少なく、例年に比べて高温であった。このような厳しい気象条件だったが、各圃場ともきめ細やかな管理ができていた」と話しました。