西浦勝治さん(豊岡市)最優秀に輝く 多収穫米選手権

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 JAたじまは12月7日、本店(豊岡市)で多収穫米選手権2022の表彰式を開きました。但馬全域から108点の出品があり、最優秀賞に豊岡市の西浦勝治さん(写真・左)を選びました。

 西浦さんが栽培した極早生種「ちほみのり」の10a当たり平均収量は757kgで、出品者の中で一番高く、同品種の出荷者平均476.1kgを大幅に超えました。今年は短い梅雨や7月下旬から8月中旬の高温など厳しい条件下での栽培でしたが、昨年の選手権で最優秀賞に選ばれた平均収量750kgをも上回りました。

 同選手権は、JAたじまが多収穫米の作付けを始めた2019年度から毎年開いており、今年で4回目です。

 西浦さんは「以前受けた研修で多収穫米は土作りが重要であることを学んだ。昨年と比べて施肥量の割合を少しずつ変えるなど、工夫したことが結果につながったのではないか」と話しました。

 その他の入賞者は次の通り。

 優秀賞=岩本安利さん、阪井裕さん、藤原寛さん、立脇重野さん、中尾軍治さん、千野之雅さん、大田弘昭さん、木本泰弘さん、笠垣幹夫さん、足立雄一郎さん、谷岡泰好さん、長瀬圭裕さん、諏訪営農組合

 特別賞=中谷農事組合法人、山本利藏さん、有限会社口小野農産、福井農園、諏訪営農組合、株式会社百合地営農、小中誠さん、知見集落営農組合、岡本与志樹さん、株式会社坪口農事未来研究所