有機農業の先進地守る 総会で決議 JAたじま・おおや高原有機野菜部会

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 JAたじまのおおや高原有機野菜部会は2月22日、JA総合営農センター(養父市八鹿町)で総会を開き、生産者や関係機関、JA職員ら14人が参加しました。消費者に安全安心な有機野菜を提供するとともに、円滑に世代交代ができる産地を目指すことを総会で決めました。来季には栽培期間中に、2年ぶりに農業経営の第三者継承が行われます。

 総会で、金谷智之部会長(写真)は「おおや高原は、兵庫県内の有機農業の先進地。部会員一丸となって約30年続く歴史を守り、さらなる産地化を目指そう」とあいさつ。2023年度事業計画など2議案を、原案通り承認しました。

 同部会は、標高約600mのおおや高原(養父市)で、約300棟のハウスを使って軟弱野菜などを有機栽培しています。22年度は部会員9人が、ホウレンソウを主要品目にミズナやミニトマトなど7品目約77tを、全量JAを通じて生活協同組合コープこうべに出荷しました。