豊岡ぶどう 品質高め産地のブランド化目指す たじま農協葡萄部の総会

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 たじま農協葡萄(ぶどう)部は2月21日、JA豊岡営農生活センターで、第55回通常総会を開きました。同部が生産する豊岡市の特産品「豊岡ぶどう」の振興を図るため、総会では栽培面積拡大や栽培技術向上を目指すことを決めました。

 総会には、部員と関係機関ら約50人が参加。令和5年度事業計画など4議案を審議し、原案通り承認されました。吉岡正人部長(写真)は「農家の高齢化などさまざまな問題があるが、産地のブランド力を高めて、新しく栽培に取り組む人を増やしたい」とあいさつしました。

 たじま農協葡萄部は年度、生産者46人が約11haで、「ピオーネ」「藤稔」「シャインマスカット」を主力に栽培。地元の市場に出荷や、豊岡市のふるさと納税謝礼品として全国に発送しました。JAファーマーズマーケット「たじまんま」での販売実績は前年比125%で、約2,100万円でした。