JAたじまの但東農協委員会と但東町農会長会、但東地域農業協議会は3月10日、但東市民センターで「農業を通じた地域づくり研修会」を開きました。関係者のほか、同市内の農家など約60人が参加しました。

　研修会は、農業ジャーナリストで明治大学客員教授の榊田みどり氏より、「持続可能な地域・農業に向けて一緒に考えたいこと」について情報提供や課題提議があった後、パネルディスカッションを行う形で開催されました。

　パネルディスカッションは、豊岡農業改良普及センターの池口直隆所長をコーディネーターに、榊田さんや但東町内の農業者がパネリストを務め、課題提議された3つの課題について会場の参加者も交えながら、活発な意見交換が行われました。

　パネリストをつとめた農事組合法人ひらた営農組合の福田春彦代表理事は「私たちの組織も含め、今後の活動に向けて多くの学びを得ることができた。これからもがんばって活動していきたい」と話しました。