おいしい梨作りに努めよう 総会で決議 香住果樹園芸組合

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 香住果樹園芸組合は3月14日、JA香住支店で第64回通常総会を開きました。総会では、消費者が求める安全・安心でおいしい梨作りに努めることを確認しました。

 総会には、来賓の浜上勇人香美町長をはじめ、同組合員やJA役職員ら関係者約50人が参加。2023年度梨作り基本方針など7議案を原案通り承認しました。

 同組合は、美方郡香美町香住区内の梨農家で構成しています。22年度は、41人が約13.1haで主に「二十世紀」を栽培。平均糖度は10.5度と平年と比べてやや低いものの、3年ぶりに目標数量の100tを超え、約111tを出荷しました。

 任期満了に伴う役員改選で、再任された駒居勝組合長は「物価高で梨の消費が遠のくかもしれないが、消費者によろこんでもらえるおいしい梨を生産しよう」と話しました。

 総会ではこのほか、優良生産者を表彰しました。出荷率や秀優率などの評価基準をもとに、香住区間室の池田元継さん(写真右)を最上位の優秀賞に選びました。池田さんは「今年は天候も味方して、玉太りが良かった。今後も優良梨生産を目指したい」と話しました。

 そのほかの受賞者は次の通り。

 ◇優秀賞=藤原孝彦さん(隼人)

      西岡清隆さん(藤)

 ◇特産作物生産奨励表彰=谷脇利吉さん(矢田)