出荷目標24t 単価向上目指す JAたじま 朝倉さんしょ部会
JAたじま朝倉さんしょ部会は4月17日、JAたじま本店で役員総会を開きました。総会では令和5年度の事業として、生産基盤の確立や販売促進活動による安定した販売など4つの活動計画を示しました。目標収量を24tに設定し、総会参加者らは達成に向けて意思統一しました。年々需要が高まっていることから、1㎏当たり3,000円での販売を目指します。
総会には、部会の地区代表役員やJA役職員ら約20名が出席しました。令和4年度事業報告と令和5年度事業計画などについて審議し、原案通り承認しました。役員改選も行われ、佐藤君直部会長が再任しました。
朝倉さんしょ部会では、平成21年度から苗木を部会員に供給しています。毎年新植本数は増え続け、令和4年度で累計本数は1万9,151本となりました。令和5年度で2万本を超える見込みです。樹木の老朽化が進み、着果不良が起こったことなどで、令和4年度の出荷量は16tに落ち込みました。朝倉さんしょ部会では剪定講習会を開くことなど、一本あたりの収量を増やす取り組みを進めています。
同日には部会の品評会表彰式も実施しました。但馬全域から出品された31点の中から、最優秀賞の但馬県民局長賞に養父支部の日下部一宏さんが輝きました。
品評会のその他の受賞者は次の通りです。
優秀賞
全国農業協同組合連合会兵庫県本部長賞
野村営農お助け組合(朝来支部)
たじま農業協同組合組合長賞
山田聰四郎さん(豊岡支部)
JAたじま朝倉さんしょ部会部会長賞
辻慶子さん(豊岡支部)
豊岡農業改良普及センター所長賞
天谷営農組合(豊岡支部)
新温泉農業改良普及センター所長賞
宅見寿一さん(みかた支部)
朝来農業改良普及センター所長賞
本田善行さん(養父支部)