生産量拡大と品質向上を決議 ふるさと但馬米振興会 総会

230419JAたじま ふるさと但馬米総会.jpg

 JAたじまのふるさと但馬米振興会は4月19日、JA本店で総会を開きました。消費者のニーズに応じた生産量を拡大し、さらなる品質向上を目指すことを総会で決めました。出荷目標数量を1,950tに設定しました。

 コロナ禍で4年ぶりの実開催となり、生産者やJA役職員ら約30人が参加。総会では、令和5年度年度事業計画など、全3議案を審議し、原案通り承認しました。

 役員改選で再任した江尻繁会長は「振興会の構成員らで協力し、出荷目標数量を達成したい」と力強く誓いました。

 JA最大規模のブランド米「ふるさと但馬米」は、農薬や化学肥料の使用量を慣行栽培の半分以下に抑えた特別栽培米「コシヒカリ」。JA管内の但馬全域で栽培されており、22年度は882人が約1,700tを出荷しました。今年度の出荷目標数量を達成するために、10a当たりの収量を増やす取り組みとして、JAでは栽培指導を強化します。