初夏キャベツ「神鍋高原キャベツ」出荷最盛 「ここ数年で一番の出来」

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 豊岡市日高町内で生産されている初夏キャベツ「神鍋高原キャベツ」の出荷が最盛期を迎えています。生産者は、早朝から収穫作業に追われています。今季は天候に恵まれ、玉太り良く生育。生産者でつくる神鍋高原園芸組合の渡邊英章組合長は「ここ数年で一番の出来」と胸を張ります。6月末まで出荷が続き、大阪や神戸、地元の市場に、13t(昨年出荷12t)を見込んでいます。

 キャベツは神鍋高原(豊岡市日高町)で栽培しています。標高約350mの冷涼な気候と、きめ細やかな黒ボク土を生かして栽培することで、しゃきっとした歯応えで甘みのあるキャベツに育ちます。JAの神鍋高原園芸組合キャベツ部会では、13戸が約3haで栽培しています。

 30aでキャベツを栽培する岡森圭三部会長(写真)は、玉太りの良いキャベツを次々に刈り取りました。岡森さんは「今季は特に品質が高い。スーパーなどで見かけたら、ぜひ手に取ってほしい」と話しました。

【収穫の様子】