沖縄の取引先社員がコウノトリ育むお米の産地訪問 

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JAたじまは9月19日と20日の2日間、JAのトップブランド米「コウノトリ育むお米」の卸先である沖縄県の総合小売業を展開する㈱サンエー社員らを産地に招きました。社員らは同米の稲刈り体験を行ったほか、環境に配慮して栽培する同米の「コウノトリ育む農法」について学びました。

 同社は、販売している米の生産現場を訪問し、理解を深めて販売に生かそうと、平成24年から豊岡市で社員研修を開始。今年は、コロナ禍で4年ぶりの開催となりました。

 初日に、同社社員15人と沖縄県で同米の流通を担う沖縄食糧㈱社員1人が、豊岡市河谷のほ場を訪れ、同米を生産するコウノトリ育むお米部会員らと稲刈りを楽しみました。サンエーの平高士トレーナーは「自社で扱っている米を収穫できてうれしい。同農法を深く理解して、お客様に販売したい」と話しました。

 サンエーは平成22年からJAと同米の取引を開始。初年度は80tでしたが、高まる需要で年々取扱量は増え続け、昨年度はJAから取引開始時の5倍となる400tを出荷しました。沖縄県は、同米の有数の消費地となっています。