上位9点決まる 特産小豆を審査 美方大納言小豆生産組合

240202JAたじま 美方大納言小豆品評会審査会.JPG 美方大納言小豆生産組合は22日、兵庫県美方郡内で生産される「美方大納言小豆」の品評会審査会を村岡営農生活センターで開きました。審査員らは粒ぞろいや色合いの良いものを高く評価し、上位9点を決めました。最優秀賞の但馬県民局長賞には新温泉町の山本勇さんが輝きました。

 美方郡内から36点の出品があり美方大納言小豆生産組合役員や行政、JA職員ら14人が小豆を審査しました。審査委員長の新温泉農業改良普及センターの山口洋所長は「どの小豆も甲乙つけがたく、美方大納言小豆らしい粒が多かった。最優秀賞に選んだものは粒ぞろいもよく発色が素晴らしかった」と審査を振り返りました。

 美方大納言小豆生産組合の赤坂裕司組合長は「今年は猛暑の影響で発芽率が悪く収量が落ち込んだ。さやの数は少ないが、粒の大きさは例年通り。来年度は発芽率を上げるため散水や根腐れ防止のために排水管理を徹底したい」と語りました。

 受賞者は次のとおりです。

最優秀賞

 但馬県民局長賞=山本勇さん

優秀賞

 香美町長賞=諏訪信彦さん

 新温泉町長賞=西村英明さん

 全農兵庫本部長賞=渡邊均さん

 たじま農業協同組合長賞=山本勝昭さん

技術賞

 寺岡義則さん、坂本きく枝さん、赤坂典明さん

特別賞

 小田垣商店賞=馬場福男さん