新規就農者入り部会員で団結 安定出荷目指す おおや高原有機野菜部会

240221JAたじま おおや高原有機野菜部会通常総会.JPG おおや高原有機野菜部会は221日、JA八鹿研修センター(養父市八鹿町)で通常総会を開きました。令和6年度から第三者継承した新規就農者が参入するとして、部会員全員で一致団結し、安定した出荷を目指します。

 総会には部会員やJA職員、行政ら15人が参加しました。令和5年度事業報告や令和6年度事業計画など4議案を審議し、原案通り承認しました。役員改選も行われ、金谷智之部会長(写真)が再任しました。金谷部会長は「今年は猛暑や台風の影響で高温障害と湿害を受け、安定出荷が難しい年だった。第三者継承も無事に終わり、来年度から新体制での1年となる。情報交換を行い、部会全体で協力し合って出荷量の安定を目指そう」とあいさつしました。

 おおや高原有機部会はおおや高原(養父市大屋町)で、約300棟のハウスを使って軟弱野菜などを有機栽培しています。令和5年度は部会員9人が、ホウレンソウを主要品目に7品目約70tを、生活協同組合コープこうべを中心に出荷しました。令和6年度は80tの出荷を目指します。