田植えをした田んぼで稲刈り楽しむ ふるさと但馬米振興会
JAたじまのふるさと但馬米振興会は9月12日、卸先である神明の新入社員を対象に産地研修会を開きました。5月の田植え、6月の生きもの調査に引き続き3回目です。今回は豊岡市八社宮の産地交流田で稲刈りを行いました。
産地研修会は2018年からで、神明の新入社員に同米の取り組みや水稲栽培、生産現場の理解を深めてもらうことが目的です。
当日は同社社員や振興会役員、JA全農兵庫、JA職員ら約15人が参加しました。同米を生産する八社宮営農組合の組合員から、稲刈りの手順を教わり、慣れない鎌でていねいに手刈りしました。昼食にはかまどで炊いた新米を味わいました。参加した同社新入社員は「自分たちで植えた稲が想像以上に成長していて驚いた。お米を売るにあたり、農家さんの気持ちを知ることは大事だと思った」と笑顔で話しました。
JA最大規模のブランド米「ふるさと但馬米」は農薬と化学肥料の使用量を慣行栽培の半分以下に抑えた特別栽培米「コシヒカリ」です。JA管内の但馬地域全域で798人が栽培しています。