「神鍋高原キャベツ」最盛 葉が詰まり高品質

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 豊岡市日高町の神鍋高原で、特産の「神鍋高原キャベツ」が最盛期を迎えています。春先の雨が少なかった影響を受けて生育が1週間ほど遅れましたが、しっかりと葉が詰まっており玉太りで品質も上々です。JAたじまの神鍋高原園芸組合では、昨年並みの140tの出荷を目指しています。

 「神鍋高原キャベツ」は、環境や健康への配慮、優れた食感・品質、生産管理体制などの基準をクリアした「ひょうご推奨ブランド」に認定された特産品。みずみずしく芯まで甘味があり、シャキシャキとした食感が特徴です。神鍋高原の水はけのよい火山灰土と、冷涼で昼夜の温度差が大きい気候を生かして栽培しています。

 同組合では13人が約2・3haで生産し、豊岡市内の直売所や阪神間の市場を中心に6月上旬から7月上旬まで出荷を行います。

 同組合の吉谷博明副会長は「神鍋高原キャベツの、生の食感と甘味を感じてほしい。消費者に安全・安心なキャベツをたくさん届けたい」と話しました。