岩津ねぎ品質競う 上位入賞者決まる JAたじま岩津ねぎ部会

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 JAたじま岩津ねぎ部会は12月10日、JA和田山営農生活センターで、岩津ねぎ品評会の生産物審査を行いました。出荷された岩津ねぎの荷姿を評価し、上位入賞者を決めました。入賞者は、3月下旬に表彰されます。

 11月上旬に行った一次圃場(ほじょう)審査の結果をもとに、18人を選定しました。11月下旬に行われた二次圃場審査を経て、同日は14人が出品しました。朝来農業改良普及センターの杉本政子所長や同部会の石田勲部会長など9人が、無作為に抽出された岩津ねぎL規格1ケース(10袋入り3kg)の外観や品質、品ぞろえを各項目10点満点で評価しました。

 審査委員長を務めた杉本所長は「白根の長さや葉の色など、外観品質に優れた甲乙付け難い岩津ねぎばかりだった。生産者による病害虫防除などの栽培管理が徹底されたことで、高品質な岩津ねぎが生産された」と話しました。

 同部会では今年度、134人が栽培しています。年末にかけて出荷のピークを迎えます。販売は来年320日まで続き、大阪や神戸の市場に180tの出荷を目指しています。