木谷さんが最優秀賞 ピーマン協議会

JAたじまのピーマン協議会は12月11日、JA本店(豊岡市)で今季の優績者表彰式を行いました。会員176人中、最優秀賞の但馬県民局長賞に養父支部の木谷理志さんを選びました。
木谷さんは、今季ピーマンを1,335本栽培し、出荷量は16.4tを記録しました。協議会全体の1本当たりの収量は5.2kgだったところ、木谷さんは約2.4倍の12.3kgを達成。ピーマンの出荷を常に最前線でけん引し、生産性の向上などにも大きく貢献したことが高く評価されました。木谷さんは「初めて最優秀賞を受賞できてうれしい。昔から取り組んでこられた方々の技術を尊重し、会員手帳を基にピーマンが成長しやすい環境づくりに気を配りながら大切に栽培した。周りの方に相談できる体制にも支えられた」と喜びを語り、今後は「できる限り本数や仲間を増やし、但馬がピーマンの一大産地となれるよう微力ながら頑張りたい」と意気込みました。
協議会が栽培する「たじまピーマン」は肉厚で苦みが少ないことが特徴です。今年度は5月中旬から12月3日までに約601tを大阪や神戸、京都などの市場に出荷し、4年ぶりに600tを超える出荷量を記録したほか、販売高は過去最高の約2憶6,414万円となりました。
その他の受賞者は次の通り。
◇優秀賞▽全農兵庫県本部長賞=岡田優輝さん(但東支部)
▽たじま農協組合長賞=坂岡孝弘さん(但東支部)
◇協議会長賞▽新人賞=間宮元章さん(但東支部)
▽功労賞=川溿昭好さん(豊岡支部)
▽優秀支部賞=養父支部
