食農体験で地域交流を活発に 農泊研修会を開催

JJエリアセンター但馬は1月21日、JAたじま本店(豊岡市)で、農産物の収穫体験や援農ボランティアなど、消費者を受け入れ地域交流を活発にするため、農泊研修会を初めて開きました。参加者は農泊について学び、自身が抱える課題を共有しながら但馬地域で取り組める食農体験について意見交換をしました。
研修会には、同センター職員やJAたじま青壮年部、旅館経営者、地域おこし協力隊ら7人が参加。講師に、(一社)全国農協観光協会の安田晃一副部長を招き「食・農が地域の元気の源」をテーマに、農泊について学びました。安田氏は「地域資源に付加価値をつけ、魅力あるコンテンツとして継続的に関われる仕組みをつくることが、地域活性化のカギになる」と話し、地域の関係人口を増やすことの大切さを伝えました。
参加者からは「農業体験のリピーター獲得に苦悩している」「地域の祭事に、若者や外部から人を呼ぶには」など話題が挙がりました。それぞれの視点から意見を交換し、ゲストハウスの運営や、農家と宿泊施設が連携して消費者を受け入れる体制をつくってみてはどうかと意見が出ました。
同市の地域おこし協力隊として農業を行っている乾昌靖さんは「農業を通じたコミュニティ交流の大切さを知れた。消費者に土に触れることの感動を体験してもらい、但馬地域を盛り上げていきたい」と話しました。
2月には、消費者を安全に受け入れるための農泊安全管理研修を行う予定です。
JJエリアセンター但馬は、JAたじま、日本航空㈱、㈱農協観光が令和5年4月に地域活性化のために設立。ツアー企画や援農につながる事業展開を行っています。
