スマート農業で生産性向上を RTK説明会・実演研修会

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 JAたじまは、農作業の生産性向上とコスト削減をし、農家に持続的な農業を行ってもらうことを目的に、スマート農機RTK基地局を初めて設置しました。JA農機センター(養父市八鹿町)で1月7日、RTK説明・実演研修会を職員向けに開き、RTKシステムの仕組みを学んだ後、実際の農機で自動操舵や位置情報の精度を体験。農家にシステムの導入を推進し、農作業の効率化と省力化を図っていきます。

 RTK基地局は、人工衛星の測位情報GNSSGPS・みちびきなど各国の衛星電波)で生じる約10mの誤差を、地上の基地局からの補正情報を使って誤差を23cmに修正するシステム。受信機をトラクターやドローンなどの農機に取り付けることで、正確な自動操舵が可能になります。播種(はしゅ)や畝立てなどの農作業をまっすぐ効率良く行うことができ、労働力の削減につながります。その他、肥料の散布ムラや過剰施肥を防ぐことができるため、コストを抑えられます。JA日高支店(豊岡市)に基地局を設置し、半径約20キロメートル圏内でJA管内約6割が高精度な電波を受信できます。

 研修会には、JA役職員約20人が参加。クボタアグリサービス㈱の職員が講師を務め、座学での講習を受けた後、同センターの敷地内で自動操舵を体験。役職員は走行位置の誤差を表示するモニターや受信機、自動操舵の正確な動きに関心を寄せました。

 同センターの中島由志センター長は「スマート農機技術を活用することで、生産性の向上をコスト削減につながる。展示会や実演会を通じ、RTKの魅力を管内の農業者へ伝えていきたい」と意気込みました。