異常気象に負けない高品質の酒米づくりを 浜坂兵庫北錦生産部会

JAたじまの浜坂兵庫北錦生産部会は2月9日、第22回定期総会を新温泉町のJA浜坂支店で開きました。総会では「異常気象に負けない肥培管理と飽水管理の取り組み」「生育環境を整えるための土づくりの取り組み」「仲間づくりによる生産拡大」を重点的な取組みとして、同酒造好適米の生産・振興を図ることを決めました。
新温泉町浜坂地域で30年以上栽培している酒造好適米「兵庫北錦」は雑味が少なく、コクのある日本酒に仕上がることが特徴。同部会では高温や渇水などの異常気象の影響を受け、品質と収量が減少し、令和3年を最後に1等米が出荷できていません。そのため総会では、品質と収量の向上をめざしていくための活動計画が提出され、原案通り承認されました。令和8年度は、地力を高める土づくりの実施や肥培管理などの栽培講習会や懇親会を定期開催し、部会全体で良質な酒米の安定生産に努めます。部会では39.7haを作付けし、7,200袋の集荷を目指します。同部会の高橋眞会長は「1等米の栽培を目指し、栽培技術の向上と仲間づくりを大切にする。酒蔵から好評を得ており需要も高まっているので、より良い酒米をたくさん作っていきたい」と話しました。
このほか総会にあわせ、品質向上を目的に昨年12月に開いた、品評会の表彰式も行いました。最優秀賞のたじま農業協同組合代表理事組合長賞には、同部会員43人の中から川岸益夫さんが選ばれました。粒の大きさや粒揃いの良さ、着色や被害粒が少なかった点が高く評価されました。川岸さんは「初出品でまさか受賞できるとは思っていなかった。栽培暦通りの作業を大切にした。イネカメムシ対策をJAの職員に教えてもらった結果、良い米ができた」と話しました。
その他の受賞者は次のとおり。
◇優秀賞▽
新温泉町長賞=(同)タイタファーム
▽新温泉農業改良普及センター所長賞=谷田喜明さん
▽全国農業協同組合連合会兵庫県本部長賞=中村和夫さん
▽兵庫県酒米振興会長賞=小谷則男さん
