田植えに向け育苗作業大詰め 特別栽培米の拡大図る

JAたじまでは、水稲苗の供給に向け、種子の温湯消毒や播種(はしゅ)、育苗作業に大忙しです。作業は3月中旬から始めており、生育はおおむね順調です。関西圏のJAでも有数の供給量を誇る約3000haの水稲苗を用意します。令和8年度は「コウノトリ育むお米」をはじめ「つちかおり米」や「ふるさと但馬米」などの特別栽培米の作付け面積拡大と、気温の急激な上昇による渇水の対策に取り組み、農業所得や収量の安定と向上を図ります。
同JAでは令和5年度から、取り扱う全ての種子の消毒を薬剤から温湯に切り替えました。温湯消毒は、種子を60度の湯に10分間浸して行います。種子伝染性のばか苗病などに対し、科学薬剤消毒と同等の防除効果が見込め、減農薬栽培につながります。その他、年々厳しさを増す夏期の高温で生じる、高温障害の対策として、晩生品種を高温耐性がある「きぬむすめ」を推奨。環境に配慮しつつ異常気象にも負けない米づくりを拡大するため、営農相談員や担い手に出向くJA担当者(愛称:TAC)が中心となって組合員に推進を行います。
JAでは今後、豊岡と出石、和田山の育苗施設で合わせて約45万枚の水稲苗を、5月下旬まで組合員に順次供給する予定です。
