「朝倉さんしょ」最盛 気候に恵まれ豊作期待

JAたじまの重点振興品目「朝倉さんしょ」が収穫期を迎え、出荷が進んでいます。今年は4月上旬の気温が高く、収穫適期を判断する目安の1つである開花期が例年に比べ早まったことから、収穫最盛期も3~5日程度前倒しとなっています。花付きと受粉もしっかりしているため粒立ちのよい良質な実が多く見受けられ、豊作が期待できます。5月中旬に出荷が始まり、17日時点で累計2.3tを集荷。6月上旬までに21tの出荷を目指します。
「朝倉さんしょ」は、各支店の集出荷場で検品と10㎏ごとに箱詰めが行われます。生の状態で50%程度を阪神の市場へ出荷、20%程度は冷凍加工し「たじまんまオンラインショップ」等で販売される他、量販店や加工業者、地元取引先へ販売されています。この時期にしか味わえない旬な食材としての強みを生かし、販売を進めています。
JAたじま朝倉さんしょ部会が生産する「朝倉さんしょ」はかんきつ系のフルーツのような爽やかな香り、やわらかな辛さが特徴です。遊休農地の利活用により栽培が拡大してきており、今後はさらなる発展が見込まれます。
同部会の副部会長を務める梶原泰輔さんの圃場(ほじょう)では80本を栽培しています。収穫期間中は朝来市の障害者複合型多機能施設の利用者に収穫作業の協力を依頼しており、農福連携の取り組みを積極的に行っています。梶原さんは「房も大きく、実もたくさんついていて、今年はここ数年でも見ないような出来になっている」と話しました。
