イネカメムシ100超える圃場で一斉調査 組合員に防除呼びかける

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 兵庫県のJAたじまでは、稲穂を加害する斑点米カメムシ類の一種「イネカメムシ」への警戒を強めている。78日と15日にそれぞれ、但馬全域の100を超える圃場(ほじょう)で一斉調査を実施。出穂が進むにつれて発生箇所が増えている結果となりました。JAでは生産者らに、圃場を観察し、防除の準備をすすめているほか、イネカメムシの発生がある圃場については、2回防除を呼び掛けています。

 同JA管内では近年、イネカメムシが全域で発生し、不稔米や斑点米などの被害をもたらしています。今年度も、関係機関らが協力して、発生状況の調査や分析などを行っています。

 今回行った2回の調査ではそれぞれ、農業改良普及センターや県農業共済組合、市町職員、JA職員など約60人が、14班に分かれ、1圃場につき2カ所、網を使用して10回すくいどりを行いました。

 調査員はJA全農の営農管理システム「Z-GIS」を活用し、発生地域や密度などの情報を共有した。7月8日(調査地点57圃場)は7圃場、7月15日(調査地点57圃場)は17圃場でイネカメムシの発生を確認しました。

 調査はすでに6月下旬から行っており、7月15日の調査で計4回目。7月下旬にかけて同JA管内の主力品種「コシヒカリ」の出穂時期であることから、イネカメムシの発生は増加傾向が続きそうです。JAでは調査結果を、ホームページや組合員専用の情報提供アプリでも発信していきます。