高温に打ち勝つ土づくりで高品質な米づくりを 土づくり大会を初開催

JAたじまは7月23、24日、但馬管内で水稲を栽培する組合員に向けて「土づくり大会」を初めて開きました。厳しさを増す夏期の高温の影響により、水稲の品質・収量低下が問題となる中、等級比率や気候など近年の水稲栽培状況の報告や、高温下での栽培で意識すべきポイント、土づくりなどの具体的な対策を伝え、令和9年産米の品質・収量向上を図ります。
JAたじまに出荷された米の一等米比率は、年々下降傾向にあり、登熟期の高温による影響で、白未熟粒が発生したことが主な原因と考えられます。加えて、イネカメムシの発生や渇水被害が相次いだことも、品質や収量低下に拍車をかけていました。
同大会には、但馬全域から水稲農家ら約400人が来場。山形大学農学部の藤井弘志客員教授が「高温に打ち勝つ稲作へモデルチェンジ」と題し、土づくりにおけるケイ酸や鉄、窒素の重要性や、稲の根を深く伸ばすための中干しの方法など、具体的な高温対策を伝えるとともに、変動する気象条件に合わせて行動を変えていくことの重要性を提唱しました。藤井氏は「これからも但馬が品質の良い水稲の産地であるために、土壌や稲からのサインを見逃さず、高温に負けない稲づくりに取り組んでほしい」と述べました。
