生きもの調査で農法の効果を確認

 ふるさと但馬米振興会は6月27日、朝来市和田山町枚田に設けた産地交流田で田んぼの生きもの調査を行いました。同会の関係者ら16人が参加し、生物多様性や環境に配慮したふるさと但馬米の栽培の効果を確かめました。

170627hurusato.jpg 生きもの調査では、関係者らが交流田の中を歩きながら、水中やあぜなどにいる生物を捕獲。約15種類の生物が見つかりました。関係者らは、行政職員らから生物の生態などを学び、同米の栽培により多くの生物が生息できる環境であることを実感しました。

 同会の江尻繁会長は、「生きもの調査をすることで、ふるさと但馬米の栽培が環境にやさしく安全で安心だということが確かめられた。消費者とも交流して、産地の思いを伝えていきたい」と話していました。