新入社員と「ふるさと但馬米」田植えで交流 ふるさと但馬米振興会
JAたじまのふるさと但馬米振興会は5月23日、豊岡市八社宮の産地交流田で研修会を開きました。振興会の生産者や大手米卸の㈱神明、JA全農兵庫、JA職員ら25人が参加し田植えを体験。
卸先である㈱神明の新入職員に、ふるさと但馬米の取り組みや栽培方法、生産現場の理解を深めてもらうことが目的です。
同米を生産する八社宮営農組合の組合員から田植えについて説明を受け、㈱神明の新入社員9人は稲の苗をていねいに手で植えた他、生産者から指導を受けながら機械での田植え体験も行いました。
田植えを体験した㈱神明の新入社員は「農家さんが、熱い想いを持って田植えをしていることが伝わった。田植え機の操作は難しく、農家さんの技術の高さを実感した。今回感じた想いを仕事につなげたい」と話しました。
JA最大規模のブランド米「ふるさと但馬米」は、化学肥料と農薬の使用を慣行栽培の半分以下に抑えた特別栽培米コシヒカリ。但馬全域で797人が栽培しています。
この日は、乾燥調製施設「こうのとりカントリーエレベーター」で、ふるさと但馬米の特徴や栽培方法なども学びました。今後、6月に生き物調査、9月に稲刈りを予定しています。