ふるさと但馬米審査 食味上位3位決まる

JAたじまのふるさと但馬米振興会は11月11日、786人が栽培するJA最大規模のブランド米「ふるさと但馬米」の食味コンテスト審査会をJA本店(豊岡市)で開きました。事前に測定した食味スコアの高い上位3点を食味官能審査し、順位を決めました。
コンテストは食味の向上に加え、生産者の増収意欲と栽培技術向上を目的としており、今年で5回目です。応募点数はJA管内全域から140点が集まりました。
審査員は、同振興会の生産者や関係機関職員、たじまJA女性会員など14人が務め、外観と香り、食感、味の4項目を5段階で評価し順位を決めました。
今年も昨年と同様に登熟期の高温の影響により白未熟粒が発生しましたが、食味分析の平均スコアは81.2と過去と比較しても高い数値となり、最低スコアも大幅に引き上がったことから、全体として食味の向上を示す結果となりました。
同振興会の江尻繁会長は「高温などで厳しい栽培環境が続いたが、食味は上出来であった。今後も良質で安全・安心な米づくりに会員全員で取り組んでいきたい」と話しました。
表彰式は12月9日に、本店で開く予定です。
