コウノトリ育むお米 消費者が稲刈りを体験

190914toho1.jpg コウノトリ育むお米生産部会は9月14日、兵庫県内で食品スーパーを展開する㈱トーホーストアの消費者を招いた恒例の稲刈り交流会を開きました。豊岡市日高町の田んぼで、神戸や明石市などから参加した8組29人が稲刈りを体験しました。

 同社が営む県内のスーパー36店全店舗でコウノトリ育むお米を取り扱っています。参加者はトーホーストアの店舗で対象のお米を購入して交流会に応募した人の中から抽選で選ばれました。

 交流会ではほ場を管理する山本営農組合の植村隆雄組合長が鎌の使い方を説明しました。参加者らは鎌で稲を刈り取り、収穫の喜びを味わいました。

 神戸から参加した女性は、「カエルやトンボなどいろいろな生き物がたくさんいて、お米と同時に生き物が育まれていることを実感。稲刈りは初めてで良い体験ができた」と話しました。植村組合長は、「稲刈りを体験したり産地に来てもらうことで、よりコウノトリ育むお米が好きになってくれたらうれしい。今度食べる時はおいしさが増すはず」と話していました。