JAたじまは1月上旬の2日間、JAのブランド米「コウノトリ育むお米」をPRするために、沖縄県の株式会社サンエーの運営する商業施設「浦添西海岸パルコシティ」（沖縄県浦添市）で餅つきイベントを開き、来場者に餅とおにぎりを振る舞いました。

　株式会社サンエーは「コウノトリ育むお米」の販売先で総合小売業を展開しています。JAたじまとは平成23年から「コウノトリ育むお米」の取引を開始。初年度の出荷量は80ｔでしたが、高まる需要で年々取扱量は増え続け、今年度は420ｔを出荷しました。沖縄県では、正月や歳暮、祝い事などで米を贈る文化があり、縁起の良い「コウノトリ育むお米」の人気が高く、沖縄県は最大の消費地となっています。

　JA役職員や豊岡市役者、株式会社サンエーなど関係者ら約15人が1日3回、餅つきイベントを行い、計6回で約3,000人に「コウノトリ育むお米」のお餅と試食用おにぎりを振る舞いました。

　JAたじまの山下正明専務は「今回は4年ぶりの開催で大盛況だった。さらなる取引拡大につなげたい」と話しました。