大阪・関西万博でコウノトリ育むお米PR「COOL JAPAN AWARD 2025」表彰式 現状と展望を発信
大阪・関西万博会場で開催された「COOL JAPAN AWARD 2025」の表彰式に、JAたじまが過去受賞団体として登壇しました。2017年に同賞を受賞した「コウノトリ育むお米」の現状と今後の展望を受賞者や来場者のほか報道機関に向けて紹介するプレゼンを行い、会場は国内外の関係者で活気づきました。
プレゼンでは、環境創造型農業の先駆けとしてコウノトリ育むお米の取り組みへの共感が広がり、受賞後さらに国内・国外からの視察が増えていることや、今後も生産者・行政・JAの三位一体の協力体制を強化し、市内の学校給食を同米減農薬タイプから全量無農薬タイプへの切り替えに取り組んでいることなど、継続して産地の維持拡大を目指していることを説明しました。
COOL JAPAN AWARDは、一般社団法人クールジャパン協議会が認定を行っており、特別審査員を含む外国人審査員100名が審査・選定し、世界が共感する「COOL JAPAN」を認定します。2015年、2017年、2019年、そして今年の4回目の開催となります。コウノトリ育むお米は野生のコウノトリとの共生を実現した取り組みが評価され「COOL JAPAN AWARD 2017」を受賞しています。
登壇した営農生産部の枚田昌樹副部長は「コウノトリ育むお米は時代の変化に伴い、消費者の需要増加や地域住民の環境保全の意識醸成により、提供し続けなければならない「代わりのない責任あるお米」となった。今後もブランド価値を高め、農家所得向上の一助となるよう今後も積極的に取り組みのPRをしていきたい」と話しました。