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「たじまピーマン」出荷最盛期

2013.07.12

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 近畿で有数の夏秋ピーマンの産地、但馬地域で出荷作業が最盛期を迎えています。約180人の生産者が約11haで栽培。出荷は京阪神や地元の市場で、11月下旬まで続き、650tの出荷量を目指します。

 

 「たじまピーマン」の生産者で組織するピーマン協議会は、産地規模の拡大と活気のある産地を作るため、講習会やほ場巡回で栽培を指導するなど、サポート体制を徹底し、新規栽培者への呼びかけをしています。

 

 みかた支部(美方郡)には今年度、4人が仲間に加わりました。その一人が、新温泉町二日市の伊賀勝美さん。水稲を1haとピーマンを6aで400本を栽培しています。伊賀さんは、62歳で退職。ピーマンの栽培者を募集する記事を見て、講習会に何度か参加しました。伊賀さんは、「ピーマンは米を収穫したあとも収穫できる。市場の価格が安定していることや先輩生産者の話を聞いて私もやってみようと思った」と始めたきっかけを話します。

 

 収穫作業は朝の涼しい時間に行います。収穫したピーマンを作業場に運び、一つ一つ丁寧にタオルで汚れをふき取りながら、傷などがないか選別。そして翌朝までに浜坂営農生活センターに持ち込みます。伊賀さんは、「部会の役員、JAや普及センターの職員などがほ場を見に来てくれ、アドバイスをもらって助かる。11月までがんばって出荷したい」と話していました。