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一緒にピーマンを作ろう みかた支部が講習会

2014.02.25

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 JAたじまピーマン協議会みかた支部は2月25日、ピーマンの栽培に興味を持つ組合員を対象に、浜坂支店と香住支店の2会場で栽培説明会を開きました。あわせて13人が参加し、協議会の取り組みや栽培のポイントを学び、ピーマン生産への意欲を高めました。

 

 但馬地域は近畿で有数の夏秋ピーマンの産地。平成25年度は、生産者177人が約10haで約9万2千株のピーマンを栽培し、約580tを出荷しました。野菜全体の価格高騰で、ピーマンの平均キロ単価は平年250円前後のところ、333円と高値で推移しました。ピーマン生産者とJAで組織する同協議会は、産地規模の拡大と活気のある産地を作るため、栽培説明会などを開いて、栽培への取り組みを呼びかけています。26年度は、10万株の植え付けを目指します。

 

 説明会では、JAの担当者が、活動内容や25年度の販売実績などを説明。栽培経験の浅い会員を対象にした講習会の開催や役員によるほ場での栽培指導など、初心者でも安心して栽培に取り組める体制の充実さなどを伝えました。また、新温泉農業改良普及センターの普及員から、栽培のポイントとして、排水性が高く日当たりが良いほ場選びやピーマンの生育を考えて畝間を広くすることなどの説明がありました。

 

 親子で参加した新温泉町の西村和代さんと彩さんは、「収穫期間が長いので興味を持った。家庭菜園ぐらいでしか作ったことがなく何もわからないが、説明会に参加して不安が少し解けた。少量からでも栽培してみたい」と意欲を見せていました。