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ピーマン一緒につくろう 役員が新会員を巡回指導

2014.07.25

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 ピーマン協議会みかた支部で7月23日、役員らが栽培を始めて3年未満の会員のほ場を巡回し、生育の確認と生育状況に応じた栽培管理などを指導しました。

 

 同支部(44人)では、今年度新たに5人がピーマンの生産を始めました。この日は6月に次ぎ2回目の巡回で、同支部の野田茂晴支部長の他、新温泉農業改良普及センターとJAの職員が、ほ場10ヶ所を回り、誘引と整枝の重要性を伝えました。これからさらに枝が張り、たくさん実がついてくるので、枝を垂らさないように樹の生長にあわせて誘引すること。また、枝が密集していると、病害虫が発生しやすくなるため、枝を間引いて風通しを良くするよう指導しました。生育に応じた管理をするためにも日々観察するよう呼びかけました。

 

 100本を生産する新会員・天良敬次さん(香美町村岡区)は、「初めてでわからないことも多々あるが、指導してもらって心強い。指摘されたことはすぐに改善したい。来年は300本に挑戦したい」と話していました。野田支部長は、「皆さんこれまでの指導を守って管理されていて生育は順調。わからないことがあれば気軽に相談してほしい」と話していました。

 

 但馬地域は、夏秋ピーマンの産地。ピーマン生産者で構成する同協議会では、産地規模の拡大と活力ある産地を作るため、講習会やほ場巡回などを実施して、誰でも安心して栽培できる体制づくりに力を入れています。今季は175人の生産者が約10haで栽培し、11月末までに600tの出荷を目指します。