ピーマン

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栽培の疑問をなくして質の向上を目指そう

2015.04.22

150421pman.jpg ピーマン協議会は4月21日、5月から定植が始まるたじまピーマンの栽培講習会を豊岡市市場のほ場で開催しました。講習会は、ピーマン栽培の経験が3年未満の会員が対象。豊岡市内の会員10人が参加し、ほ場の準備、定植時の注意点や、その後の栽培管理について学びました。

 

 講習会では、協議会の役員やJA職員らが、ピーマンの定植から支柱立て、誘引までの作業を実演。風に揺られて株元が傷ついたり活着不良になったりしないように、定植から誘引までの作業は一度に終わらせることなどを呼び掛けました。また、定植後の再誘引や疫病対策なども説明。参加者は、作業の適期や注意点などについて質問し、役員らの説明を真剣に聞いていました。

 

 協議会ではこのほか、24日に美方郡と養父市でも同様の講習会を開く予定です。

 

 参加者の女性は、「昨年、ピーマンの栽培に挑戦したが、分からないことが多く上手にできなかった。今年度は、講習会に積極的に参加して栽培の技術を学び、良質なピーマンをたくさん出荷したい」と意気込んでいました。栽培歴10年以上の会員の杉本克行さんは、「栽培で困ったことや分からないことがあれば、JA職員や、近隣の我々のような先輩を頼ってほしい」と話していました。

 

 協議会は夏秋ピーマンの生産者で構成。平成26年度は175人が約10haで栽培し、605tを出荷しました。27年度は、「つなげる、広げるたじまピーマン」を振興方針に掲げ、栽培面積11ha、生産者数200人を目指します。