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特産ピーマン 出荷始まる

2015.06.12

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 JAたじまが生産拡大に力を入れている「たじまピーマン」の出荷が6月12日に始まりました。ピーマン自動選別包装施設には但馬全域から色鮮やかな緑色のピーマンが運び込まれ、京阪神や地元の市場へ約460kgを出荷しました。

 但馬地域は関西一の夏秋ピーマンの産地で、平成26年度は前年度から27t増の605tを出荷しました。主な品種は「京波」。緑色が濃く、肉厚なピーマンは市場でも好評です。ピーマン生産者で構成するピーマン協議会に27年度は35人が仲間入りし、188人が11.7haで10万6千本を栽培しています。今年は5月中旬の定植後気温の高い日が続き、順調に生育。初出荷時期は昨年より5日ほど早く、作柄も良好だそうです。出荷は11月下旬までで、700tを目指します。

 全体の出荷量の約3割を占める但東支部に仲間が加わりました。定年退職を機に今年から農業を始めた豊岡市但東町木村の梓野光明さんは、1,000本を定植。初収穫の喜びを味わいながら一つひとつ丁寧に収穫していました。初日は22kgを出荷。梓野さんは、「先輩農家やJA職員らの指導のおかげでこうして収穫できる。たじまピーマンをもって広めていきたい」と話していました。