中川さん最優秀 ピーマン協議会が優秀栽培者を表彰

2022.12.19

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 JAたじまのピーマン協議会は12月16日、JA本店(豊岡市)で開いたピーマン協議会出荷反省会で、今季の優秀な生産者を表彰しました。出荷量や1本当たり収量などを総合的に判断し、最優秀賞の但馬県民局長賞に但東支部の中川剛聡さん(写真・前列右から3人目)を選びました。 

 中川さんは祖父の代から続くピーマン栽培を引き継ぎ、今年で2年目。今季は2330本を栽培し、同協議会員の中で唯一20t以上出荷しました。中川さんは「まだ経験も知識も浅いので、但東町内の先輩農家から教わりながら栽培管理したことが結果につながった。来年は、一本当たり収量は10キロ以上を目指したい」と意気込みを語りました。

 「たじまピーマン」は肉厚で苦みが少ないことが特徴。今季は但馬全域で153人が約11万本作付けし、約600tを出荷しました。令和7年に1,000tの出荷目標を掲げており、5年度は栽培意欲向上のために、大口出荷者に対する利用料の一部還元やJAピーマン自動選別包装施設の更新や増強などを計画しています。

 そのほかの受賞者は次のとおり。

 優秀賞 全農兵庫県本部長賞=藤盛隆夫さん(養父支部)

     たじま農協組合長賞=岩村寛さん(朝来支部)

 協議会長賞   新規栽培者=ひらた営農組合(但東支部)、中西志延(但東支部)

          優秀支部=豊岡支部、竹野支部