たじまピーマン出荷目標・販売高必達へ だるま目入れ式開催
ピーマン協議会は、令和7年度の出荷目標750t・販売高3億円を目指し、6月2日にJA本店(豊岡市)で、だるま目入れ式を開きました。協議会役員やJA役職員、市場関係者など約40人が参加し、目標必達に向け意思統一しました。
同協議会が生産する「たじまピーマン」は昨年、545tを主に京阪神の市場へ出荷しており、関西一の出荷規模を誇ります。令和7年度は定植本数が過去最高を記録するなど、今後も生産量が増える見込みです。
だるまは、ピーマンの販売を担うJA全農兵庫が協議会に今年度初めて寄贈しました。ピーマンにちなんで緑色で、「ピーマン」の文字をあしらいました。JA全農兵庫の延原賢郎部長は「目標達成に向け、生産者や関係機関が結束をさらに強めたい」と意味を込めました。
この日は、協議会の霜倉和典会長や各支部の役員が計11個のだるまの左目に墨を塗りました。
だるまは、JA本店や営農事務所で飾られ、支部の目標が達成されると、右目に墨を塗る予定です。協議会の霜倉会長は「出荷が終わるころには、どの支部もそろって目が入れられるように頑張ろう」と参加者に呼びかけました。