岩津ねぎ苗 定植に機械を使って効率アップ

部会が導入しているのは簡易移植機「ひっぱりくん」で、数珠状に連結した紙製の鉢で育てた苗を等間隔で正確に定植できます。また、腰に負担がかかる定植の作業を立ったままできるため、導入する部会員が増えています。
研修会では、メーカーの担当者が定植を実演しながら、機械を引く速度や苗を植える深さの調整方法などを説明しました。初めて機械を使う参加者は、畝の中央を踏まないよう足元に注意しながら作業を体験しました。
JAの担当者は、「作業の効率が上がれば、生産者は栽培面積を増やすことができる。移植機の使用を多くの生産者に勧めたい」と意気込んでいます。