岩津ねぎ

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品評会に向けて岩津ねぎのほ場審査実施

2015.11.20

151120negi.jpg JAたじま岩津ねぎ部会は11月20日、栽培意欲、生産意欲や品質の向上を図るために開く岩津ねぎ品評会のほ場審査を行いました。同部会の役員、JAたじまや行政の職員ら9人の審査員が朝来市内20カ所のほ場を回り、管理や生育の状況などを審査しました。

 審査は、部会員192人のうち3a以上栽培している部会員が対象。今月9日に一次審査を行い、同部会役員が対象者のほ場を見て回り20人を選出しました。今回の二次審査では、一次審査で選出した20人のほ場を回り、ほ場の衛生状況や排水対策、生育など5つの項目を各10点満点で評価。審査員らは、ほ場全体で土寄せが25cm以上確保できているか、病害虫の被害があるか、生育は良好で揃っているか、管理する上で工夫がなされているかなどを確かめ、1カ所1カ所慎重に審査していました。今後、22日の出荷開始以降、出荷された生産物を審査して優秀な生産者を決め、3月に開く生産者大会で表彰する予定です。

 審査委員長を務めた朝来農業改良普及センターの片岡茂里所長は、「8月の日照り、9月の多雨、10月の干ばつなどの影響を受けて生育が遅れていたが、審査したほ場はどれも葉の色や伸びが良く、見事に生育が回復していた。こまめな土寄せなど、生産者の努力が見られた」と話していました。