品評会に向けて部会役員がほ場巡回

2017.11.13

 JAたじま岩津ねぎ部会は11月9日、岩津ねぎの出荷数量、荷姿や栽培管理の適切さなどを審査して優秀な生産者を決める平成29年度岩津ねぎ品評会に向けたほ場の巡回を行いました。同部会役員とJA職員が、朝来市内約40カ所のほ場を見て回り、生育の程度やほ場管理の状況などを確かめました。

171109junkai.jpg 品評会は、生産者の栽培意欲の高揚を図り、岩津ねぎの生産技術と品質の向上を目的に毎年開いています。

 和田山営農生活センター職員が、3a以上で栽培する生産者約150人から生育や肥培管理が優れているほ場を事前に選出。当日は同部会役員が、ほ場の土寄せや排水は適切か、生育は揃っているかなどを確かめ、特に優れている約20カ所を決めました。

 11月下旬に、同部会部会長、JAたじま、JA全農兵庫の職員や行政関係者ら審査員団が見て回り、ほ場審査の最終的な序列を決めます。

 ほ場を巡回した同部会役員は、「今年は台風の影響で生育遅れや葉折れなどが見られる中、いかに早く適切な対策を行ったかが品質や収量の差につながりそうだ」と話していました。

 JAの担当者は、「被害の対策にしっかりと手を掛けてあり、多くのほ場で生育は徐々に回復している。良い岩津ねぎを出荷しようという思いと努力を感じた」と話しました。