優秀な生産者決まる 岩津ねぎ品評会・生産物審査

2022.12.07

221205JAたじま 岩津ねぎ品評会総合審査.jpg

 JAたじま岩津ねぎ部会は12月5日、生産技術と品質向上を目指すために開く岩津ねぎ品評会の生産物審査をJA和田山営農生活センターで開きました。

 朝来農業改良普及センターの北村紀二所長や、同部会の荒川欣也部会長ら審査員9人が、出品された岩津ねぎの外観や品質、品揃えなどを審査しました。日頃の出荷形態を審査するため、一定期間中に出荷された農産物からJA職員が無作為に選んだL規格1ケース(10袋入り3kg)を出品しました。

 事前に行った圃場審査で選ばれた24人の中から22人が出品。圃場審査と今回の生産物審査の結果から、上位入賞者を決めます。上位入賞者は今後開く生産者大会で表彰される予定です。

 審査委員長を務めた北村所長は「今シーズンは7月の長雨や8月の高温・乾燥など、岩津ねぎ栽培において厳しい気象条件が続いたが、出品物は甲乙付け難い立派な岩津ねぎだった。生産者のきめ細やかな圃場管理や熟練した調製技術の素晴らしさを感じた」と話しました。

 同部会は本年度、136人が栽培しています。岩津ねぎは甘みが強くて柔らかいのが特徴です。