正しい金融知識を農校生に 金融教室を開催しました

2025.12.18

JAたじまは12月18日、JA兵庫信連、兵庫県協同サービスと協力し、県立但馬農業高校(養父市)にて金融教室を初めて開催しました。当日は、来年度に成人を迎える2年生65名と3年生39名など、約120名が参加しました。

 この金融教室は、高校での金融教育が必修化されたことを受け、JAバンク兵庫が地域貢献活動の一環として取り組んでいます。

 当日は、金融経済教育推進機構認定アドバイザーの中野任基講師を招き、「大人になる前に知っておきたいお金の話」をテーマにご講演いただきました。講演では、金融リテラシーの重要性や契約行為、クレジットカード利用時の注意点などについて、「金融取引において自分自身の信用を下げないよう、正しい使い方を理解し、上手に利用しましょう」と説明がありました。

 また、JAたじま秘書広報課の太田義基係長より、JA事業活動の紹介とその役割について説明があり、「信用事業の利用を通じて、地域の農業を支える一員になってほしい」と呼びかけました。

 参加した生徒からは、「普段は現金を使っているが、成人するとクレジットカードなどの選択肢が増えると同時に、使う責任が生じることをあらためて知る機会となりました」との感想が寄せられました。