特栽米の良さ伝える 生協組合員に授業

230809つちかおり米レインボースクール.jpg 水田農業振興課は8月9日、生活協同組合コープこうべが運営するコープデイズ豊岡店から依頼を受け、同店が開く「レインボースクール」の講師を務めました。今回はJAのブランド米「つちかおり米」をコープこうべ組合員に紹介しました。

 つちかおり米は農薬や化学肥料の使用を抑えた特別栽培米「コシヒカリ」。JAの推進する環境創造型農業に先駆け、30年以上前から人と自然に優しい栽培方法をとっています。コープこうべとの契約栽培で、安全・安心な農作物であることを保証する独自ブランド「フードプラン」の商品に認定されています。

 「レインボースクール」は年に5回ほど行っています。コープこうべ組合員がくらしに役立つ情報や知恵を学び、生活力向上を目的としています。当日は申し込みがあった組合員が参加。JA職員は特別栽培米や、生産者と消費者のつながりを大切にしているつちかおり米について、クイズや動画を取り入れ分かりやすく解説しました。参加者はメモを取りながら熱心に話を聞きました。

 つちかおり米のおいしさを知ってもらうため試食を用意し、炊きたてのお米をそのまま味わってもらいました。質疑応答では「なぜおいしい米づくりに寒暖差が必要なのか」「慣行栽培と比べてどれくらい農薬の量が少ないのか」など多くの質問が飛び交いました。参加者は「艶があってやわらかくおいしかった。お米は主食なので安全・安心なものを食べたい」と話しました。